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@@ -4,18 +4,18 @@ .. module:: changelog.dialog
:synopsis: チェンジログを表示するダイアログ
-チェンジログビューア (別名:リポジトリエクスプローラ) は主にリポジトリのリビジョン履歴をグラフィカルにしたり、
-チェンジセットに対して様々な操作を実行するのに使用され、リビジョン履歴のグラフや、
-親/子リビジョン関係を表示します。またリビジョンごとにどのファイルが変更さたのか、
+チェンジログビューア (別名:リポジトリエクスプローラ) はリポジトリのリビジョン履歴を可視化し、
+チェンジセットに対して様々な操作をするのに使用され、リビジョン履歴をグラフ化し、
+親/子リビジョンの関係を表示します。また各リビジョンにおいてどのファイルが変更さたのか、
さらに変更内容についても見ることができます。
.. figure:: figures/log.png
:alt: チェンジログ
- ツールバー非表示のチェンジログビューア
+ ツールバーを非表示にしたチェンジログビューア
-バージョン 0.9 からチェンジログビューアには各種機能を実行したり、
-他のツールを起動したりするためのメニューバーが導入されました。
+チェンジログビューアには各種機能を実行したり、
+他のツールを起動したりするためのメニューバーがあります。
:guilabel:`ツール`
TortoiseHg の各種ツールを別プロセスで起動します。
@@ -33,11 +33,23 @@
:guilabel:`再読み込み`
リビジョン履歴を再読み込みします (別のウィンドウでコミットした時など)。
+ :guilabel:`マークをリセット`
+ リビジョングラフの新規・受信・送信リビジョンを表すマークを消して再読み込みします。
:guilabel:`同期ツール`
同期ツールを開きます。他のリポジトリとチェンジセットのやり取りできます。
- :guilabel:`パッチ`
+ :guilabel:`MQ`
MQ パネルの表示を切り替えます。このボタンは MQ 拡張機能がユーザによって
有効化されているときのみ表示されます。
+ :guilabel:`コミット`
+ コミットダイアログを別プロセスで起動します。
+ :guilabel:`リポジトリ検索`
+ リポジトリ検索ツールを別プロセスで起動します。
+ :guilabel:`リカバリ`
+ リカバリツールを別プロセスで起動します。
+ :guilabel:`ウェブサーバ`
+ ウェブサーバツールを別プロセスで起動します。
+ :guilabel:`シェルフ`
+ シェルフダイアログを別プロセスで起動します。
:guilabel:`さらにリビジョンを読み込む`
チェンジセット一覧に次の N 件のリビジョンを読み込みます。
:guilabel:`全リビジョンを読み込む`
@@ -68,6 +80,8 @@ :guilabel:`プル`
指定されたリポジトリからチェンジセットをプルし、プル後の操作 (update, fetch,
または rebase) が実行されます。
+ :guilabel:`インポート`
+ インポートダイアログを開いてパッチを取り込みます。
:guilabel:`送信`
指定されたリポジトリに送信されるチェンジセットを確認します。
リビジョングラフでは送信されるチェンジセットの横に上向きの矢印が表示されます。
@@ -165,9 +179,13 @@ :guilabel:`ユーザ名`
入力されたテキストをユーザ名 (コミッタ) として解釈します。
+フィルタ条件の入力エリアはコンボボックスになっており、
+ダイアログを開いている間は入力履歴を保持します。
+ドロップダウンリストを開いて項目を選択するとフィルタが適用されます。
-グラフパネル
-----------------------
+
+リビジョングラフ
+----------------
グラフ列はリポジトリのリビジョン間の親子関係を表示します。この列は読み込まれている
チェンジセットを可視化するのに必要な幅が自動的に決定されます。チェンジログビューア
@@ -175,6 +193,28 @@ことができます。
+実行速度に関する問題
+--------------------
+
+チェンジログビューアには巨大なリポジトリで使うべきではない機能がいくつかあります。
+
+There are some Repository Explorer features that should probably be
+avoided in large repositories.
+
+* :menuselection:`表示 -> ブランチで色分け`
+ このオプションはグラフ描画のために各リビジョンごとにブランチ名を取得する必要があり、
+ リビジョン一覧の読み込み速度の低下を招きます。
+
+* :menuselection:`表示 -> コンパクトグラフ`
+ このオプションを有効にすると通常のグラフ描画速度より遅くなります。
+ またグラフにおけるリビジョン間の接続が不正確になります。
+ その意味でグラフの正確さかグラフの横幅の節約のどちらを取るかによります。
+
+* リビジョン一覧の :guilabel:`変更` 列
+ 巨大なリポジトリにおいてこの列を表示することは実行速度の面で高くつきます。
+ チェンジログビューアの起動だけでなく、スクロール速度も低下します。
+
+
リビジョンの右クリックメニュー
------------------------------
@@ -315,6 +355,42 @@これらについてはコマンドラインから :command:`hg import` を実行してください。
+コミットメッセージの解析
+------------------------
+
+TortoiseHg 0.10 からチェンジログビューアはコミットメッセージ内のチェンジセットのハッシュ値、
+ウェブサイトの URL、バグ管理システムの識別番号を認識して下線を引きます。
+下線が引かれた部分はクリック可能なリンクになります。
+
+16進数 (0-9a-f) の12文字または40文字の連続した文字列は全てチェンジセットのハッシュ値と見なされ、
+そのチェンジセットへのリンクになります。
+開いているリポジトリにそのチェンジセットが存在すれば、クリックすることで移動できます。
+
+ウェブサイトの URL も同様にクリック可能なリンクになり、システム既定のブラウザで開かれます。
+
+バグ番号のリンクは設定ファイルの tortoisehg セクションが設定されているときに有効になります。
+今のところ1度に1つのバグ管理システムしか登録できませんが、通常はリポジトリの :file:`.hg/hgrc`
+ファイルに記述します。設定項目は issue.regex と issue.link の2つです。
+issue.regex でバグ番号を切り出すための正規表現を定義し、
+issue.link でどのような URL を生成するかを定義します。
+
+issue.regex では正規表現のグループ機能を使うことができ、グループでマッチした文字列は
+{n} (n は非負整数) を issue.link に含めることで展開されます。
+{0] は issue.regex によるマッチ全体、 {1} は最初のグループを参照します。
+{n} トークンが issue.link に含まれていない場合、マッチ全体が issue.link
+文字列の最後に追加されます。
+
+設定例: ::
+
+ BitBucket:
+ issue.regex = #(\d+)\b
+ issue.link = http://bitbucket.org/<your project and repo>/issue/{1}/
+
+ Mercurial:
+ issue.regex = \bissue\d+\b
+ issue.link = http://mercurial.selenic.com/bts/
+
+
キーボードショートカット
------------------------
@@ -324,6 +400,9 @@ GUI の差分表示ツールで選択中のチェンジセットを表示します
:kbd:`Ctrl-R`
表示内容を再読み込みします
+:kbd:`Ctrl-G`
+ 指定リビジョンに移動します
+
オプション設定
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