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Changes to 14 files · Browse files at f6e7ae3ff13d Showing diff from parent d3aa8e14f53a dd1994094cb1 Diff from another changeset...
@@ -49,9 +49,9 @@ # built documents.
#
# The short X.Y version.
-version = '0.10'
+version = '1.0'
# The full version, including alpha/beta/rc tags.
-release = '0.10.0'
+release = '1.0.0'
# The language for content autogenerated by Sphinx. Refer to documentation
# for a list of supported languages.
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@@ -1,1 +1,1 @@ - 5781:1c79d85d9d4c5ab659be58b2be379c77090ea75c
\ No newline at end of file+ 5963:ddb9f0de1c82ed6ea50556ddbb78cee5cf0ca7fb
\ No newline at end of file |
@@ -295,7 +295,7 @@ .. [#rcm4] strip コマンドは削除したリビジョンを後で再適用できるようにバンドルファイルとして
保存します。詳細は `こちら <http://mercurial.selenic.com/wiki/EditingHistory>`_
を参照してください。
-.. [#rcm5] :menuselection:`グローバル設定 --> TortoiseHg --> GUI 差分表示コマンド`
+.. [#rcm5] :menuselection:`ユーザ設定 --> TortoiseHg --> GUI 差分表示コマンド`
.. [#rcm6] 選択中のリビジョンが現在の作業ディレクトリの親リビジョンであるときのみ有効になります。
@@ -320,7 +320,7 @@ :guilabel:`元に戻す`
このファイルを作業ディレクトリに取り出します。 [#flcm3]_
-.. [#flcm1] :menuselection:`グローバル設定 --> TortoiseHg --> GUI エディタ`
+.. [#flcm1] :menuselection:`ユーザ設定 --> TortoiseHg --> GUI エディタ`
.. [#flcm2] ファイルの履歴を変更しない単純な変更のみ表示し、削除されたファイルなどは
表示されません。
.. [#flcm3] 新しいファイル内容は作業ディレクトリへの変更として反映されるので、
@@ -334,7 +334,7 @@一度に全てのファイルの差分を表示したい場合は :guilabel:`[全てのファイル]` を
クリックしてください。またチェンジセットブラウザは最大差分サイズを超えるファイル
は表示せず飛ばします。詳しくは
-:menuselection:`グローバル設定 --> TortoiseHg --> 最大差分サイズ`
+:menuselection:`ユーザ設定 --> TortoiseHg --> 最大差分サイズ`
を参照してください。 :menuselection:`表示
-> 最大差分サイズ制限を無視` を使用すると一時的にこのオプションを無効化できます。
@@ -358,7 +358,7 @@コミットメッセージの解析
------------------------
-TortoiseHg 0.10 からチェンジログビューアはコミットメッセージ内のチェンジセットのハッシュ値、
+TortoiseHg 1.0 からチェンジログビューアはコミットメッセージ内のチェンジセットのハッシュ値、
ウェブサイトの URL、バグ管理システムの識別番号を認識して下線を引きます。
下線が引かれた部分はクリック可能なリンクになります。
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@@ -37,7 +37,7 @@ :guilabel:`無圧縮で転送する`
無圧縮のデータ転送を使用します。有線 LAN ネットワークではその方が速い場合があります。
:guilabel:`プロキシサーバを使用する`
- :menuselection:`TortoiseHg... --> グローバル設定 --> プロキシ` で設定したプロキシサーバを使用します。
+ :menuselection:`TortoiseHg... --> ユーザ設定 --> プロキシ` で設定したプロキシサーバを使用します。
このオプションはプロキシサーバが設定されているときのみ有効になります。
:guilabel:`リモートコマンド`
クローン元のリポジトリで実行する Mercurial コマンドを指定します。
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@@ -397,7 +397,7 @@ 使用されます。
:menuselection:`コミット --> 自動コミットファイル`:
コミットに自動的に含めたいファイルをカンマ区切りで指定します。
- 通常はグローバル設定ではなくリポジトリ設定で使用します。
+ 通常はユーザ設定ではなくリポジトリ設定で使用します。
:menuselection:`コミット --> 自動除外ファイル`:
ステータス、コミット、シェルフツールにおいて自動的にチェックを外したい
ファイルをカンマ区切りで指定します。
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@@ -50,7 +50,7 @@
差分表示ウィンドウ
-TortoiseHg 0.10 では GUI 差分表示 (外部ツール) のベースが見直されました。
+TortoiseHg 1.0 では GUI 差分表示 (外部ツール) のベースが見直されました。
新しいシステムはよく使われている差分ツール (インストーラ同梱の KDiff3 も含む)
の検出とその選択に :file:`mergetools.ini` を使用します。
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@@ -49,9 +49,9 @@ # built documents.
#
# The short X.Y version.
-version = '0.10'
+version = '1.0'
# The full version, including alpha/beta/rc tags.
-release = '0.10.0'
+release = '1.0.0'
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@@ -103,7 +103,7 @@
*~差分表示ツールを使うにはどうすればいいの?*
- バージョン 0.10 から TortoiseHg はよく使われている GUI 差分表示ツールを自動的に検出し、
+ バージョン 1.0 から TortoiseHg はよく使われている GUI 差分表示ツールを自動的に検出し、
それらを設定画面で選択可能な状態にしてくれます。
*シェル拡張を無効にする方法は? (アイコンオーバーレイと右クリックメニュー)*
@@ -121,8 +121,8 @@ TortoiseHg は2種類の設定システムを利用しています。
1. Mercurial の設定システムで、3つのレイヤがあります
- 1. システム設定: :file:`%ProgramFiles%\\TortoiseHg` にある :file:`Mercurial.ini` ファイル
- 2. グローバル設定: :file:`%UserProfile%` にある :file:`Mercurial.ini` ファイル
+ 1. グローバル設定: :file:`%ProgramFiles%\\TortoiseHg` にある :file:`Mercurial.ini` ファイル
+ 2. ユーザ設定: :file:`%UserProfile%` にある :file:`Mercurial.ini` ファイル
3. リポジトリ設定: :file:`{repo-root}\.hg` にある :file:`hgrc` ファイル
2. ダイアログの位置や状態などを保存している :file:`%APPDATA%\\Tortoisehg`
@@ -149,6 +149,8 @@ fontdiff = courier 10
# font used in file lists in status and commit tools
fontlist = courier 9
+ # font used in command output window
+ fontlog = courier 10
*GTK のテーマを変更するにはどうすればいいの?*
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@@ -86,8 +86,8 @@
:menuselection:`TortoiseHg... --> About`
メニュー選択およびその組み合せ、またタブ選択、GUI のラベルを示します。例えば
- :menuselection:`TortoiseHg... --> グローバル設定 --> コミット --> ユーザ名`
- は メニューから :menuselection:`TortoiseHg... --> グローバル設定` とたどり、
+ :menuselection:`TortoiseHg... --> ユーザ設定 --> コミット --> ユーザ名`
+ は メニューから :menuselection:`TortoiseHg... --> ユーザ設定` とたどり、
開いたダイアログの :guilabel:`コミット` というタブに切り替えて、その中にある
:guilabel:`ユーザ名` というラベルの付いた場所で何かをする、という意味になります。
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- ******************************************
-せっかちな人のためのクイックチュートリアル
-******************************************
+***************************
+TortoiseHg クイックスタート
+***************************
.. module:: tour
:synopsis: Windows で TortoiseHg を使うためのチュートリアル
-Mercurial はいくつもの異なる
-`コラボレーションモデル <http://hgbook.red-bean.com/read/collaborating-with-other-people.html>`_
-に対応しています。本節ではその中の1つである中央リポジトリ型について説明します。
-中央リポジトリ型は他のモデルのようにスケールしませんが、誰もが最初に
-試すアプローチですし、他のバージョン管理ツールなどでもよく知られています。
-
-さて、始めるにあたって中央リポジトリを作成したいと思います。
-既存の Mercurial 以外のリポジトリを
-`変換 <http://mercurial.selenic.com/wiki/RepositoryConversion>`_ する方法も
-ありますが、ここでは空っぽの新しいリポジトリから始めます。
-
-これ以降、既に TortoiseHg が正しくインストールされており、エクスプローラなどで
-プロジェクトのディレクトリが開かれているものとして話を進めていきます。
-
+TortoiseHg と Mercurial にようこそ!
+TortoiseHg は Mercurial 分散バージョン管理システム (DVCS) に Windows
+エクスプローラのシェル拡張と使い勝手の良い GUI
+フロントエンドを提供するアプリケーションです。全ての TortoiseHg
+の機能はエクスプローラの右クリックメニューからだけでなく、付属の
+:command:`hgtk` コマンドラインツールからも起動することができます。
+Mercurial のコマンドも通常の :command:`hg` コマンドで利用できます。
TortoiseHg の設定
=================
-まず最初に TortoiseHg にあなたが誰なのかを教えなければなりません。
-TortoiseHg のグローバル設定から設定できます。プロジェクトディレクトリを
-右クリックして :menuselection:`TortoiseHg --> グローバル設定` を選択します。
+まず最初にやることは TortoiseHg にあなた自身について教えることです。
+TortoiseHg のユーザ設定ダイアログから設定できます。
+プロジェクトディレクトリを右クリックして
+:menuselection:`TortoiseHg --> ユーザ設定` を選択します。
-.. figure:: figures/cmenu-nofiles.png
- :alt: 右クリックメニュー
+.. figure:: figures/cmenu-global-settings.jpg
+ :alt: デスクトップの右クリックメニュー
- 何もファイルを選択していないときの右クリックメニュー
+ デスクトップからユーザ設定ダイアログを開く
-そして :guilabel:`コミット` タブに切り替えて、 :guilabel:`ユーザ名` の
+このメニューは TortoiseHg 設定ダイアログを開いて、ホームディレクトリにある
+あなたのユーザ設定を編集します。コマンドラインから使用しているのであれば
+:command:`hgtk userconfig` でユーザ設定ダイアログを開くことができます。
+
+.. figure:: figures/settings.png
+ :alt: 設定ダイアログ
+
+ TortoiseHg 設定ダイアログ
+
+そして :guilabel:`コミット` ページに切り替えて、 :guilabel:`ユーザ名` の
テキストボックスに名前を入力してください。
.. note::
ユーザ名の設定をし忘れた場合、TortoiseHg は必要に応じてコミット時にユーザ名の
入力を促します。
.. note::
ユーザ名として設定する名前の形式に厳密なルールがあるわけではありませんが、
多くの人が次のような形式を採用しています:
氏名 <電子メールアドレス>
例えば:
Taro Yamada <taroyamada@example.net>
電子メールアドレスはチェンジログビューアで履歴を表示する際には削除され、
Mercurial 内蔵のウェブサーバを利用した場合はスパム対策のためメールアドレス
の一部のみ表示されます。
-もし Windows 向けのインストーラを使用しないでインストールした場合、GUI
-の差分表示ツールを設定しておく必要があります。 :command:`hgtk userconfig`
-を実行してグローバル設定ダイアログを表示して TortoiseHg タブを開くと
-:guilabel:`GUI 差分表示コマンド` という設定項目があるはずです。
-これのドロップダウンリストに選択肢がない場合は、事前に Mercurial の ExtDiff
-拡張機能を有効にし、ツールを設定しておく必要があります。それらの設定は
-グローバル設定ダイアログを再起動すると反映されます。
+次に :guilabel:`TortoiseHg` ページに切り替え、 :guilabel:`3-way マージツール`
+の設定項目を選択します。このドロップダウンリストにはシステム内で検出された
+すべての利用可能なマージツール (kdiff3 は Windows 向けの TortoiseHg
+インストーラ同梱) と Mercurial 組み込みのマージ処理が含まれています。
+好みのマージツールを選んでください。
+
+選択したマージツールを GUI 差分表示ツールとしても利用したい場合は
+:guilabel:`GUI 差分表示ツール` の設定項目を :guilabel:`未設定`
+のままにしておいてください。マージツールとは異なる他の差分ツールを
+利用したい場合はドロップダウンリストから好きなツールを選択してください。
+
+ドロップダウンリストに選択肢がない場合は mergetools.rc がサポートしている
+差分/マージツールをインストールするか、未サポートのツールであれば
+:file:`Mercurial.ini` ファイル、または :file:`.hgrc`
+ファイルに設定を記述する必要があります。
+
+他のユーザ設定も自由に設定してください。必要であればユーザ設定における
+設定値はリポジトリごとの設定で上書きすることができます。
+
+:guilabel:`OK` ボタンを押して変更を保存して完了です。
+
+.. note::
+ ほとんどの TortoiseHg ダイアログは設定を反映するために
+ 再起動する必要があります (システムの再起動ではない)。
リポジトリの初期化
==================
右クリックメニューの :guilabel:`ここにリポジトリを作成` を選択するか、
コマンドラインから :command:`hgtk init` を実行して最初のリポジトリを
ローカルディスク上に作成してみましょう。
この作業はプロジェクトディレクトリのルートで一度だけ行ってください。
.. figure:: figures/init.png
:alt: 初期化ダイアログ
リポジトリ初期化ダイアログ
特に理由がなければ
:guilabel:`特殊ファイルを追加する (.hgignoreなど)` にチェックを入れ、
:guilabel:`Mercurial 1.0 互換のリポジトリを作成` のチェックは外した状態で
リポジトリを作成すると良いでしょう。
:guilabel:`作成` ボタンを押すと Mercurial はプロジェクトディレクトリに
:file:`.hg` という名前のディレクトリを作成します。
ここには Mercurial の全てのバージョン情報が保管され、一般に *リポジトリ*
と呼ばれています。一方、実際のソースファイルなどが含まれているディレクトリを
*作業ディレクトリ* と呼びます。コマンドを実行するときこの :file:`.hg`
ディレクトリを指定する必要はなく、作業ディレクトリのルートを指定するだけで
大丈夫です。これは Mercurial がどのように動いているのかを理解するために
覚えておくと良いかもしれません。
.. warning::
:file:`.hg` を直接編集することはリポジトリの破損を引き起こすため危険です。
ただし :file:`.hg/hgrc` のみ例外的に編集が認められています。
ファイルの追加
==============
いよいよ Mercurial にどのファイルを管理下に置き、どのファイルを無視すべき
なのかを指定します。これにはいくつものやり方があります:
1. エクスプローラで追加したいファイルを右クリックしてメニューを開いて
:menuselection:`TortoiseHg --> 追加...` を選択します。
するとファイル追加を確認するダイアログが表示されるので、
それでよければ :guilabel:`追加` ボタンを押してください。
2. もしくは、ステータスツール (:menuselection:`TortoiseHg --> 変更点の確認`
またはコマンドラインから :command:`hgtk status`) を開いて追加したいファイルの
チェックボックスにチェックを入れ、 :guilabel:`追加` ボタンを押します。
ステータスツールでは、不明なファイルの右クリックメニュー (:guilabel:`無視`)
から無視フィルタツールを開くこともできます。
3. または、ファイルの追加を独立した作業として行わず、コミットツールで済ます
ことも可能です。コミットツールはステータスツールと非常に似ており、
ステータスツールで可能な操作は全てコミットツールでも行えます。
このツールではファイルにチェックを入れて :guilabel:`コミット` ボタンを押す
ことで、まだ Mercurial 管理下に置かれていないファイルの追加およびコミット
することができます。
4. 無視ファイルを指定するために無視フィルタダイアログを開きます:
右クリックメニューから :menuselection:`TortoiseHg --> 無視フィルタの編集`
を選択するか、コマンドラインから :command:`hgtk hgignore` を実行します。
一覧からファイルを選択するか直接 *Glob* または *正規表現* を入力して
:guilabel:`追加` ボタンを押してください。ここでの変更は即座に反映されます。
.. note::
:file:`.hgignore` ファイルは作業ディレクトリのルートに含まれており、
通常は Mercurial のバージョン管理下に置かれています。
.. note::
作業ディレクトリにたくさんの *不明* ファイルを放置したままにしないというのは、
バージョン管理下に置くべきファイルの追加し忘れを未然に防ぐという意味で
よい習慣と言えます。そのため :file:`.hgignore` ファイルを極力最新の状態に
保つよう努めてください。
コミット
========
プロジェクトディレクトリを右クリックして :guilabel:`Hg コミット ...` を
選択するか、コマンドラインから :command:`hgtk commit` を実行して変更点を
ローカルリポジトリにコミットします。コミットメッセージを記述し、
コミットしたいファイルにチェックを入れてから :guilabel:`コミット` ボタンを
押します。コミット後にコミットメッセージの内容やコミットしたファイルの間違いに
気付いた場合は :guilabel:`取り消し` ボタンで直前のコミットを取り消すことが
できます。入力したコミットメッセージはメッセージ履歴のドロップダウンリストに
残るため、同じメッセージを再度入力し直す必要はありません。
.. note::
コミットツールを閉じてしまうと直前のコミットを :guilabel:`取り消し` ボタンで
取り消すことは出来なくなります。
.. figure:: figures/commit.png
:alt: コミットダイアログ
コミットツール
リポジトリの共有
================
これであなたの成果を共有するための準備が整いました。あとはこのリポジトリを
他のメンバからも参照できる共用スペースにコピーするだけでOKです。
Mercurial ではこのコピー操作を *リポジトリのクローン (cloning your repository)*
と呼んでいます。リポジトリを共有ドライブにするには右クリックメニューから
:menuselection:`TortoiseHg --> リポジトリのクローン` を選択するか、
コマンドラインから :command:`hgtk clone` を実行します。
.. figure:: figures/share.png
:alt: クローンダイアログ
クローンダイアログ
チームでコードを共有するための *中央リポジトリ* に、あなたが持っている
ローカルのリポジトリのような作業ディレクトリは必要ありません。
つまり、純粋にリポジトリだけあれば十分と言えます。このような場合、
:guilabel:`クローン後に作業ディレクトリを HEAD に更新しない`
にチェックを入れることで Mercurial は中央リポジトリのクローンから
作業コピーをチェックアウトしません。その結果、プロジェクトのリビジョン履歴の
全てが格納されている :file:`.hg` のみとなります。
他のチームメンバはこの中央リポジトリからクローンすることで作業できます。
共有リポジトリからの取得
========================
今あなたがあるチームと共同作業を始めたいとします。彼らは
*X からリポジトリを取得してくれ* と言っていますが、どういう意味なのでしょうか?
これは、X という場所に置かれているリポジトリをローカルにクローンしてくれ、
という意味になります。Mercurial ではこれをクローン (cloning) と呼び、
TortoiseHg には専用のダイアログが用意されています。
クローンを作成したいディレクトリで右クリックメニューを開いて
:menuselection:`TortoiseHg --> リポジトリのクローン` を選択するか
コマンドラインから :command:`hgtk clone` を実行してください。
.. figure:: figures/clone.png
:alt: クローンダイアログ
クローンダイアログ
今回はこれからクローンするリポジトリの作業ディレクトリでプロジェクトの作業を
するため、 :guilabel:`クローン後に作業ディレクトリを HEAD に更新しない`
のチェックは外してください。これで Mercurial は作業ディレクトリを
*tip* リビジョンに更新します。
リポジトリを使ったワークフロー
==============================
作業ディレクトリでいくつかの変更を加えたとします。エクスプローラでいくつかの
変更が保留中であることをアイコンオーバーレイの変化から簡単に確認できます。
より詳細な変更点の確認やそれらのコミットはエクスプローラから行うことができます。
手っ取り早い方法はコミットツールを使うことです:
-.. {{images/image001.png}}
.. figure:: figures/overlayicons.png
:alt: アイコンオーバーレイ
Windows Vista でのアイコンオーバーレイ表示
コミットツールは変更の差分を表示してくれます。もしくは普段使用している GUI の
差分表示ツール (kdiff など) を使用することもできます。 Mercurial のリポジトリは
分散型になっているため、変更点を共有リポジトリと同期 (変更点の共有) するかどうか
決める前にローカルリポジトリにコミットできます。
変更を共有リポジトリに公開する準備が整ったら、
1. ローカルのリポジトリに変更点をコミットします (前述)。
2. 共有リポジトリから変更をローカルリポジトリにプル (pull) します:
右クリックメニューから :menuselection:`TortoiseHg --> ログの表示` または
コマンドラインから :command:`hgtk log` を実行し、共有リポジトリの場所を
同期バーで選択して、ツールバーの :guilabel:`プル` ボタンを押します。
3. いくつかのチェンジセットがプルされた場合、それらの変更とローカルでの変更を
マージして、マージ結果をローカルリポジトリにコミットしてください。
チェンジログビューアから (:menuselection:`TortoiseHg --> ログの表示`
または :command:`hgtk log`) マージしたいリビジョンの右クリックメニューを
開いて :guilabel:`マージ` を選択します。マージダイアログが表示されるので、
:guilabel:`マージ` ボタンを押してマージを実行し、 :guilabel:`コミット`
してください。
4. マージが正しく行われたかどうかテストなどで検証してください。
5. 変更を共有リポジトリにプッシュ (push) するために、
:menuselection:`TortoiseHg --> ログの表示` または :command:`hgtk log`
で同期ダイアログを開き、共有リポジトリの場所を選択してから
:guilabel:`プッシュ` ボタンを押します。
文章にすると複雑に見えますが、実際にはコミットしてチェンジログビューアのボタンを
押すだけです。
.. note::
マージ作業に失敗したとしても安全に最初からマージ作業を始めることが可能です。
Mercurial は共同作業を簡単に、素早く、効率的にします。
詳しくは Mercurial の `wiki <http://mercurial.selenic.com/wiki/>`_
をご覧ください。
.. vim: noet ts=4
|
@@ -34,7 +34,7 @@ 方が良いでしょう。TortoiseHg 設定ダイアログもこれに従い、次の2つのファイルにのみ
変更を行います:
-グローバル
+ユーザ
ユーザ設定ファイル :file:`Mercurial.ini` または :file:`hgrc` を編集します
リポジトリ
リポジトリ設定ファイル :file:`.hg/hgrc` を編集します
@@ -158,7 +158,7 @@
:guilabel:`自動コミットリスト:`
コミットに自動的に含めたいファイルをカンマ区切りで指定します。
- 通常はグローバル設定ではなくリポジトリ設定で使用します。デフォルト:指定無し。
+ 通常はユーザ設定ではなくリポジトリ設定で使用します。デフォルト:指定無し。
:guilabel:`自動除外リスト:`
ステータス、コミット、シェルフツールにおいて自動的にチェックを外したい
@@ -207,7 +207,7 @@----
:guilabel:`同期` タブではリポジトリに関連するパス (URL やディレクトリパス) を
-保存することができます。これらのパスをグローバル設定やユーザ設定ファイルに保存する
+保存することができます。これらのパスをユーザ設定やユーザ設定ファイルに保存する
ことはあまりなく、多くの場合リポジトリ設定ファイルにのみ保存します。Mercurial には
2つの特別なパス名 (エイリアス) があり、それらはいくつかの Mercurial コマンドで
デフォルトのパスとして使用されます。
@@ -381,6 +381,40 @@ デフォルト:foreground。
+.. module:: font.settings
+ :synopsis: フォントに関する設定
+
+フォント設定
+------------
+
+:guilabel:`テーマ標準フォント`
+ 現在の GTK テーマのフォント設定を使用します。
+
+:guilabel:`推奨フォント:`
+ 各言語・環境向けに最適なフォント設定を選びます。
+
+:guilabel:`個別設定フォント:`
+ 使用するフォント名およびサイズをその使用目的ごとに個別に設定します。
+
+このグループに含まれるドロップダウンコンボは :guilabel:`個別設定フォント:`
+ラジオボタンを選択したときに有効化されます。
+
+:guilabel:`コミットメッセージ:`
+ チェンジセットの詳細表示およびコミットダイアログのログ入力エリアで
+ 使用されるフォント。デフォルトは monospace 10 です。
+
+:guilabel:`差分表示:`
+ チェンジセットの詳細表示およびコミットダイアログの差分表示で使用される
+ フォント。デフォルトは monospace 10 です。
+
+:guilabel:`ファイル一覧:`
+ コミットダイアログのファイル一覧で使用されるフォント。
+ デフォルトは sans 9 です。
+
+:guilabel:`コマンド出力:`
+ コマンド出力ウィンドウで使用されるフォント。
+ デフォルトは monospace 10 です。
+
今回のリリースで削除された設定項目
==================================
@@ -412,7 +446,7 @@
hgtk userconfig
-コマンド構文はこのようにシンプルでグローバル設定を除けばコマンドラインオプションを
+コマンド構文はこのようにシンプルで共通オプションを除けばコマンドラインオプションを
指定する必要ありません。
.. vim: noet ts=4
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@@ -50,7 +50,7 @@
:guilabel:`プル後の処理` のフレームにはプル操作が完了した後に実行する処理を選択する
ラジオボタンがあります。この動作はツールバーの :guilabel:`設定` ボタンから変更可能です。
-グローバル設定を上書きすることでリポジトリごとにデフォルトの動作を設定できます。
+ユーザ設定を上書きすることでリポジトリごとにデフォルトの動作を設定できます。
:guilabel:`なし`
プル後に何もしません。下のログパネルでプルされたチェンジセットを確認できます。
@@ -146,7 +146,7 @@
use "hgtk -v help synch" to show global options
-コマンド構文はグローバルオプションを除けばオプションや引数を必要としないため
+コマンド構文は共通オプションを除けばオプションや引数を必要としないため
シンプルになっています。 :command:`push` 、 :command:`outgoing` 、 :command:`email`
のエイリアスで同期ツールを起動した場合、自動的に *default-push* URL が選択されます。
それ以外のエイリアスの場合は *default* URL が選択されます。
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